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専業主婦志向が高まっても結婚できない二十代女性


研究員の生活コラム データ、アンケートから読み解く『専業主婦志向が高まっても結婚できない二十代女性』 より。


そもそも女性の就職が難しい不況下、仮に就職できても非正規社員、という時代に、今の二十代女性は働き始めた。彼女たちにとって、最も大きな「時代効果」は「不況」であり、これによって労働に対する大きな失望感を持った。 これが、彼女たちが専業主婦になりたいと思うようになった原因だ。だから、彼女たちの専業主婦願望は、昔の二十代女性にあった「専業主婦になるのが女の幸せ」という考えとは全く違う。今の二十代女性は、「悪い労働条件下で働くよりも、専業主婦になる方がマシ」という消極的な理由から、専業主婦になることを望んでいる。


なんか決め付けてるけど、根拠はドコにあるんだろう……


しかし実際には、彼女たちが専業主婦になるためのハードルは高い。「不況」という時代効果により、男性の実収入も下がっているので、若年層の共働き率は上昇している。つまり、この時代に「専業主婦になる」ということは、「給料の高い旦那さんを見つけた」ことを意味する。女性の労働が、選択肢の一つから、強制労働へと変貌しているのだ。ゆえに専業主婦という職種は、今やある種の特権階級にだけ許されるステイタスにさえなっている。


ステイタスってぐらいだから、専業主婦になりたかったら、男が「結婚したい結婚したい結婚したい」って思いたくなるようなレベルじゃないと駄目っぽいね。
結婚したい女性レベルを上げろ、と。


「結婚は絶対したいですね。そしたら、仕事は辞めます。(仕事は)ストレスたまってしょうがないですから。既に結婚している友達を見ると、うらやましくて仕方ないですねー。今の彼氏はつき合ってて、すごく優しくて楽ちん。何でも許してくれるんです。仕事も頑張ってる。でも、彼との結婚には腹をくくれないんです。独身の方が、責任もないし、稼いだお金も自由に使えるし。実家生活も楽しいし。環境が変わるのが怖いんですよね。あと、彼氏について、この人でいいんだろーか、もっと良い人がいるんじゃないかって、どうしても考えちゃうんですよね…」この二十代女性は、仕事が嫌で、結婚したら辞めると言っている。「不況」という「時代効果」を受け、労働に失望しているので、専業主婦になりたがっている。


労働から逃げるために結婚するような女性はイヤだな。
夫が「ストレスたまってしょうがな」くても良いと考えてる女性か……


# 農家だと、専業主婦っていう考え方は近代以降のような気もするけど、どうなんだろうとか最近オモタ。